7/7の お部屋を貸したい賃貸管理の日常業務の一部をご紹介します♪ の続きです。
賃貸管理業の根幹は対人折衝です。対人折衝とは 「 様々な人間関係において 出会い / ふれあい / 折り合い / 交渉 して、より良いと思う方向へ向かうこと 」 だと思います。
毎日、オーナー様/入居者様/関係業者さん/官公庁職員/賃貸仲介業者様などを相手に何かしらの交渉や相談や対応を行っていると想像してください。たぶん合っていると思います(笑)
1時間でも口を閉じて黙ったままでいる事が可能なのか?無理かもしれません(泣)
賃貸管理のスタッフにはおしゃべりな人が向いているのかもしれません。
基本的に人が好きな方であれば、この賃貸管理という仕事を好きになっていただけるように思います。
ご存知ない方も多いのですが、お部屋探しの賃貸仲介業には 宅地建物取引士 の資格が必要なのですが、賃貸管理業には必要ありません。
その分、2011年12月に 国土交通省による 賃貸管理業者登録制度 が施行され、三島コーポレーションも施行と同時に登録いたしました。
またスタッフの業務能力向上のためには、三島コーポレーションも幹事委員として参加する 公益財団法人日本賃貸住宅管理協会 が監督する 賃貸不動産経営管理士 の資格が推奨され、こちらもまた三島コーポレーション賃貸管理スタッフの大半が取得しております。
会社全体で業界最前線に位置するように心がけております。
そのおかげで真っ白な新人くんも、2年が経過する頃にはマルチスキルの立派な賃貸管理スタッフになっているのです! ※たぶん…
物件管理について … 建物は生きているので常に最新情報が必要です!
■物件調査
新しくお預かりする物件の場合、管理に必要とする写真は軽く100枚を超えます。
外観/エントランス/共用部/各種警報盤/駐車場/駐輪場/受水槽/植栽/エレベータ内/パイプスペース内/植栽状況/屋上/敷地周囲状況 etc…、大量の画像を効率的に活用するシステムがありますので多すぎることはありません。
すでにお預かりしている物件でも、各種改装の際には新しい画像を持ち帰ります。
空室の募集時には新しい現状の写真がお部屋探しの必須アイテムとなっています。
最近では、コンパクトデジタルカメラでも35mmでは力不足で、26~28mmの広角のものを使用します。室内写真ではコンパクトデジタルカメラでは力不足のこともあり、場合により一眼カメラに10mm相当のレンズを付けて、広々角の写真を撮影するように努めています。
ただし、問題はスタッフの腕に左右されることなんです(泣)
※外出時の必須道具は、会社貸与iPhone / コンパクトデジタルカメラ / 電卓 / いろんなことを殴り書く紙のノート、そして45リットルのごみ袋です(笑)
■募集活動
解約通知が届いた時から空室募集の準備は始まります。周辺の類似物件から募集賃料を検討したり、入居されていた期間が10年などと長い場合は間取りの変更も検討します。
内装工事が完了して即入居が可能となれば、一日も早い入居のために更なる努力が必要です。
たくさんの賃貸仲介業者様を複数回って、募集資料を渡して直接ご案内をお願いすることもよくあります。
社内では賃貸仲介業者様からの電話のお問合せには、極力短い時間でご対応するように心がけます。特に賃料交渉などがあればオーナー様に相談をしたうえで返答するのですが、最近ではこの返答までの時間がちょっと遅くなると申込成約の確率がガクンと下がってしまう傾向があるため、迅速対応が必須です。物件情報があふれる現在、お部屋探しのお客様はのんびり待ってはくれないことが大きな理由のようです。
■オーナー様対応
オーナー様に対して毎月の精算報告を行います。
定期的に必要な消防設備点検や受水槽清掃、特殊建物検査などの法令点検で必要となる提出書類の用意も、忘れてはいけない重要な業務です。
退去が発生した場合は、内装業者の作成した見積書を担当者が要/不要を精査した内容でオーナー様に提案します。オーナー様に理解していただき易くすることが工夫のしどころです。
■資産運用相談
三島コーポレーションが信頼してお取引している企業様をご紹介いたします。
新築などの提案については、建築会社の提案内容について、オーナー様の立場と管理者の立場の両方で、客観的な意見を申し上げます。
- その土地に求められる間取りプラン
- 想定される賃料設定
- 選択する住宅設備 etc
また不定期にですが、資産形成に関するセミナーなども実施しております。
今後実施する場合は、ご参加くださるようご案内申し上げます。
これからのために。
いかがでしたでしょうか。
賃貸管理という仕事の内容を、少しでも多くの方に知っていただければ幸いです。
現在約10年ぶりに、賃貸管理業務拡大のために新しいスタッフを募集しております。
もしちょっとでも興味をお持ちになったのであれば一度お問い合わせ下さい。
現スタッフ一同、新しい仲間を心からお待ちしております!
(賃貸管理部 一同)