高槻市富田町2丁目にある、敷地面積約0.19ヘクタールのこじんまりとした公園です。公園にはグランド・砂場・ブランコ・滑り台・藤棚とベンチ・日本庭園の石組みを意識した芝生部分(?)・トイレがありました。
残念ながら藤棚の花は咲いていませんでしたが、皆さんは藤の花が咲く季節をご存知でしょうか?藤は4~5月頃に花を咲かせ、夏頃には”さやえんどう”が大きくなったような実を実らせます。僕が子供の頃は、あの実が欲しくてたまりませんでした(^_^;
藤棚の名所としては、京都の平等院にある樹齢250年以上を誇る藤棚、三重県の太厳寺にある花房が1m近くまでなる藤棚、栃木県のあしかがフラワーパークなどがあります。
富寿栄西公園の周りを少し歩いてみたんですが、ちょっと気になる場所があったので写真に撮ってみました。公園のすぐ横にあった白菊大神(しらぎくおおかみ)と言う小さなお稲荷さんだったのですが、調べて見ると意外なことが書いていました。
白菊大神は戦前、正雀にあり、軍需工場の守り神だったそうです。今は本当に小さなお稲荷さんですが、当時の敷地面積は500㎡あり、かなりの広さがあったそうです。なぜそのような大きなお稲荷さんが富田町に移って来たのか疑問に思ったのですが、実は神様からのお告げがあったらしく現在の地に安置されることになったようです。
富寿栄西公園(ふすえにしこうえん)
投稿日:2005年10月20日 木曜日