この3月でけっこう気になった事があります。
電車での行き帰りや、用事で京都方面に出かけたりした際に目にしたポスターのことです。
最初に気になったのは↓の 『 春の就職フェア 』 ポスターです。
"萌え" という言葉も、今では手あかが着いているのではないのでしょうか?
なんか特定層のみに作用しそうな紙面だなぁと思ってまじまじと見てしまいました。
まぁ、フレッシュ感が伝わる紙面ではある(?)ので一定の効果は見込めるポスターなんだろうなぁと思って見ていました。
その後、京都で見かけたのがこちら。『 京都市地下鉄 』 のポスター。
で、たて続けて 『 京都学園大学 』 のポスターが目に入りました。いつから京都はキャラクターに侵食されたのでしょうか。とんと知りませんでした。
そして、つい先日の電車中吊りでは 『 漢字検定(漢検) 』 のこんなポスターが目に飛び込んできました。
気になったのでこの傾向をネットで調べていたところ、『 自衛隊 』 の募集ポスターまでこんな感じになっていることを知り、社会的な現象なのかとちょっと怖くなりました。
アニメ調のキャラクターは記号として判りやすい素材であるとは思うのですが、京都府や自衛隊はいくらなんでもやり過ぎじゃないかなぁと思う次第です。
この調子が社会的に続くようであれば、いずれ三島コーポレーションでも、キャラクターデビューさせないといけなくなるかもしれません(苦笑)。
個人的には関東暮らしも永かったせいで、『 東京電力のでんこちゃん 』 に好感を持っています。
約20年以上前から関東地方のCMでおなじみだったんですが、東日本大震災による自粛により使用が中止されていたものが、2014年末からその人気により再登場したとのニュースもありました。
テレビCMで、『電気を大切にね!じゃん!』というフレーズは関東から来た人には判るはずです(多分)。
こうまで愛されると、企業にとっては大きな財産になるのでしょう。
パソコンや白物事業は売っても、サザエさん売却は死守する東芝の考えも判るような気がします。
パソコンや白物事業は売っても、サザエさん売却は死守する東芝の考えも判るような気がします。
タイトルにもある通り、嫌いではないんです。ですが "過ぎたるは及ばざるが如し" という事でご理解ください。
(松浦)