育児休業制度利用者のインタビュー#03

周囲の協力があって、育休を取得

私は、元々施工管理の会社で勤務していて、当社のリフォーム部に転職するかたちで入社しました。今、子供は二人いますが、最初に育休制度を利用したのは、前の会社に在籍していたときだったんです。当社で制度を利用するのは初めてでしたが、前職の経験がありましたから、今回もあまり抵抗感なく制度を利用できました。

とはいえ、前の職場では、基本的に工事現場の担当から外れれば、気兼ねなく休める状態になるのに比べ、当社の場合は営業という立場でしたし、担当店の売上にも責任を持っている状態でしたから、正直なところ心配はありました。

そんな思いもあるなかで、周囲のメンバーが快く協力してくれたのは本当に助かりました。上司は育休に入る2~3か月前から、私の担当案件の打ち合わせに同席し、状況を共有してくれましたし、安心して休みに入れる状況をつくってくれたと思っています。

子育てと、仕事を両立した育休期間

私が育休を取得したのは1か月間でしたから、仕事のブランクを感じることはありませんでした。それに当社の場合、モバイルで仕事ができるツールも充実していますから、引継ぎきれなかった事柄に関する問い合わせを受けて、すぐに回答することもできました。こちらからも、担当している現場がどう動いているのか把握できましたし、仕事がスムーズに流れる環境が整っていたと感じます。仕事に復帰するときにも全く戸惑いは無かったですね。

休みの間は、家事・育児中心の生活でした。第一子ではなかったので、新しい発見というのはあまり多くなかったのですが、それでも、妻のサポートができて、子供の成長を間近で見ることができたのは良かったと思います。

これからは、徐々にスタンダードに

私自身は家族が産科関係の仕事をしている関係もあって、職種や性別に関わりなく育児休業を取得するのが自然だという考え方です。ただ、社会的にはまだ少数派なのかもしれませんね。聞くところによると、女性は出産によって、交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージを身体に負うそうです。その状態で家事・育児をこなすのは客観的にみて負担が大きいでしょうから、なるべくサポートできる状態が望ましいのは確かです。私の場合は、職場の皆さんの理解と協力が得られました。大変ありがたいことでしたし、幸運だったのかもしれません。今後、もし同僚が同じように育休制度を利用するなら、私自身もサポートしたいですし、そのようにして、少しずつスタンダードになっていくように思います。

事業部紹介

リフォーム部

住宅ストック活用の最先端で仕事をする

茨木、高槻にそれぞれ1店舗ずつショールームを展開しています。当社のなかでは比較的新しい部門で、今後全国的に住宅ストックの利活用が広まっていくことを踏まえ、新たな成長部門と位置付けられています。住まいは、時間とともに少しずつ住みにくくなってきます。水回りや内外装が劣化し、修繕や交換をしなければならなくなることもありますし、家族構成や年齢の変化によって、当初の間取りや設計が使いにくくなってくることもあります。このような住まいに関わる問題を解決し、新しい生活の場に蘇らせるのがリフォーム部の仕事です。

未経験の方も大歓迎!じっくりプロとして育て上げます。