先日の 知恵と知識の使い所について で書いた内容の「その2」となります。
不動産業界はIT化が遅れている分野に間違いないと思います。
IT重説 開始の話でも、宅地建物取引業法では対面で行うとされていた重要事項説明が「その場で対面していなくても良い」となったことがすごいのであって、インターネットを活用したパソコンやタブレットなどを使用した動画通話自体は、先端業界から何週遅れた話なのかわからないくらいです。
- 取り扱う商品価格が数十万~数億円と高いこと
- 一般個人における取引回数が一生涯のうちでも少ないこと
Amazonや楽天ショップなどのようにインターネットでの商取引が当たり前になってきていても、上記のような理由で業界内の展開が他業種に比べて遅いのかもしれません。
そうは言っても現代人の 読み/書き/算盤 は、いわゆる パソコン です。
仕事となると、スマートフォンやタブレットだけではなかなか難しく、パソコンは今しばらくは使用されていくでしょう。
ところで、自動車の運転免許証を取得する際には必ず車の構造を学びます。
- エンジンオイルの色や粘度
- タイヤの空気圧
- ヘッドライトや方向指示器や停止灯の点灯状態
- タイヤの交換方法 等
命を載せて、命を奪いかねない、大型道具である車両の最小限の保守知識を学ぶ訳です。
それならば、仕事人が毎日使用するパソコンという名の道具の最小限の保守知識も必要なのではないでしょうか。
当然、パソコンなどが大嫌いではあるが仕方がないので使用しているという人もいるでしょう。
決まった操作しかしていない人もいるでしょう。
- そもそも、どれが「パソコン」本体なのか
- データってどこに保存されているのか
- 何をしたらいけないのか 等
とは言っても、パソコンが苦手な人は 「起こる全てが訳がわからないこと」 なんですよねぇ…
そんなことをヘルプする側としては毎日頭に浮かぶ事なのです。
そんなこんなで。
平成29年1月29日(日)に ITパスポート試験 の受験に行ってきます。
名前の通り ITの登竜門(?)としての試験ですのでハードルは低いものです。 ※そのはず…
この ITパスポート試験 の前身に当たる 初級アドミニストレーター試験 を受験合格したのも、はや18年前。重複する上に上位資格もあるので無駄にはなるのですが、若い人の多い試験会場の雰囲気を味わってまいります。
そして。
「あなたは超アナログ人だ!」 と私が強く思うスタッフの一人が、昨年新設されて平成29年4月16日で第3回目の試験となる 情報セキュリティマネジメント試験 を受験するそうです。自己啓発なのか、猪突猛進とはまさにこのこと。
「まずはITパスポート試験に合格してからのほうが良いと思うよ?」 と忠告したのですが、本人曰く 「ITの試験には変わりはないので!」 とよくわからない回答と意気込みです。やる気がある以上は頑張って欲しいと思いつつ、合格発表まで生温かく見守りたいと思います。
(三島コーポレーション 情報企画部 松浦)