2月の末に、京都の嵐山に行って来ました。
これまでに幾度も嵐山を訪れてはいたのですが、傍を通っても入ったことがなかった『大河内山荘』に行って来ました。
拝観料を払い、(1000円 抹茶・お菓子付)中に入ると、とても広大な敷地が広がっていました。
まずは茶席で抹茶とお菓子を頂いてゆっくりと寛いだ後、山荘内を散策しました。
大河内山荘とは、大正から昭和初期にかけて活躍した時代劇スターである大河内傳次郎(でんじろう)の別荘地だったということですが、個人の私有地でこれほどの広さとは驚きです。
春夏秋冬を通じて、自然が織り成す様々な表情を楽しませてくれるのだろうな、と思いました。
私が訪れた日は、2月の末というものの暖冬のせいかそれほど寒くはなくて、歩きやすかったです。
山荘内でも頂上に位置する月香亭から眼下を見下ろすと、京都市街を一望でき、とても清清しい気分になりました。
また傳次郎記念館では、俳優の大河内傳次郎の生涯をうかがい知ることができ、興味深かったです。
何よりも驚いたことは、傳次郎が舞台や映画の際に、本物の刀を使っていたということでした。
さらに、彼はよく切れるといわれる『名刀』ほど、より良い演技ができると信じていたそうです。
(…でも切られ役は、たまったものではないですね。)
この時期は、嵐山辺りではちょうど梅が満開で、とても綺麗でした。
梅は桜と違って少し地味な印象に捉えられますが、なんといっても梅独特の甘酸っぱい香りが、初春を感じさせてくれます。
いよいよ今年の桜の開花予想も発表され、大阪は3月25日とのことで、もうあと2週間ほどで開花と思うと、とても楽しみです。
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株式会社三島コーポレーション
情報課 川野千沙子
嵐山・大河内山荘に行って来ました。
投稿日:2007年3月9日 金曜日