interview#07

森村 元樹

賃貸仲介部 法人課:課長

自分の努力が、ダイレクトに成果に現れる。その醍醐味を求めて仲介営業へ。

実は、もともとは仲介営業を志望していたわけではないんです。学生時代は建築学科だったので、建築の設計に関わる仕事を志望していました。リフォームやリノベーションなど、空間をデザインする仕事ですね。当時は、不動産業界に入るイメージはありませんでした。

ただ、当社の会社説明会に出席したとき、自分の努力がダイレクトに成果に現れる営業職に魅力を感じました。飛び込んで、自分を試してみたいという思いで応募し、採用後はずっと仲介営業として働いています。

不動産業界の中でも、賃貸仲介業界は1年のなかで繁閑の差が大きな業界です。新年度に向けてお引越しをされるお客様が多いですから、毎年2月から3月頃は忙しくなります。入社後、初めての繁忙期になったときは、あまりの忙しさに面食らいました。今でこそ言えますが、辞めようと思ったこともあります(笑)。無我夢中で頑張って繁忙期を終えたて落ち着いてきたとき、少しずつ周りが見えてきて、やっていけると思いました。

上司の姿が、自分のモデルに

当時の上司は、自分に仕事を任せてくれるスタイルでした。わからないことも多くて戸惑ったのは事実ですが、自分で考え、動くことで、少しずつ仕事が身についていったと感じています。もちろん、単なる放任主義ではなくて、トラブルになってしまったときなどは上司が助けてくれました。押さえるところを押さえ、任せるところは任せてくれたのだと思います。

一から十まで、事細かに指示したり、管理したりする管理職のスタイルもあると思いますが、やはり自分自身でやってみて、壁にぶつかり、乗り越える体験を通して人は成長するのだと思っています。管理職として、スタッフが試行錯誤している様子を見守りながら、ポイントで助けてあげるようなスタイルが理想ですね。

理想とするチームづくりとは

管理職として心掛けているのは、事業部全体の経営方針をしっかりとメンバーに伝え、その方向に引っ張っていくことです。私自身も、いち営業社員でしたし、“会社の方針”が良く飲み込めずに戸惑ったこともありました。その気持ちがわかるからこそ、一方的に指示することなく、自分自身が率先垂範して、皆の手本になれるように考えています。

あとは、楽しく仕事ができる雰囲気をつくりたいと考えています。実は、私自身もスタッフの皆から教えてもらうことも多いのです。やはり皆年齢も若いですから、新しい感性を持った彼らの姿を通して、同年代のお客様の考え方を理解する手がかりをもらっています。それに、各自がそれぞれ違うバックグラウンドを持っていますから、それぞれの経験が生きるチームづくりがしたいですね。

そのために、スタッフとの対話は大切にしています。向き合って話し合い、ともに成長していけるような職場にできれば理想的です。皆で目標を達成する喜びを分かち合いたいですね。

「心の営業」を根付かせたい

格好をつけた言い方になってしまいますが、営業をするうえで最も大切なのは、一人一人のお客様に対する心遣いや思いやりだと思っています。単に営業トークが上手いだけの営業マンなら、他社にも沢山います。しかし、それだけで良いのか、と常に考えています。

こちらが真心のこもった対応をしたとき、その気持ちはお客様に伝わるものだと思っています。たとえその時は成果につながらなくても、時間が経って、リピーターとして戻ってきて頂けるお客様もいらっしゃいます。

賃貸仲介業界は、不動産業の中でも変化の速い分野で、AIやVRなどの新しい技術が次々と入ってきています。だからこそ、心が大切だと思います。形式的なお部屋紹介だけなら、いつかAIにとって代わられるでしょう。これからも、人間として信頼される営業を大切にし、スタッフにも伝えていきたいと考えています。

事業部紹介

賃貸仲介部

地域密着の強みを生かし、ご納得頂けるお部屋探しをサポート

賃貸仲介部は、賃貸住宅の仲介を専門に行なっている部門で、茨木、高槻にアパマンショップのフランチャイズ店が3つあるほか、法人顧客専門の部署、売買仲介部門と協働している部署を併せ、合計5部署で構成されています。賃貸住宅は、現在お住まいの方が住み替えをされ、空き部屋になると、新たに入居される方を募集するため不動産業者間の情報ネットワークに登録されます。登録されたお部屋のなかから、お部屋探しをされるお客様に最適な物件をセレクトし、ご提案することが主な仕事になります。

未経験の方も大歓迎!じっくりプロとして育て上げます。