以前はホームに平行で設置されていたベンチが、最近次々にホームに対して垂直に変更されていることに気がつきました。
てっきり、待っている電車の入線ホームと逆に座っていたら、電車がきていいたことに気がつかなかった…と言うような不便解消のためだと思っていました。
が。調べてみたことろ、理由は全く違っていました。
神戸新聞の記事によると、なんと泥客した利用客の人身事故防止のためだと言うことです。
一般に泥酔した人がホームすれすれに千鳥足で歩いていて落ちることで自事故に繋がるイメージですが、これが事故の1割程度と意外に少ないとのことです。
6割と非常に多いのは、泥酔した人がベンチに腰掛けてい眠っていたさいに、ハッと目覚めて電車乗らなきゃ！っとまっすぐ歩き出してホームに落ちてしまうと言うものでした。
このことから、ベンチをホームに対して垂直にする事で『まっすぐ歩き出して』も、ホームに落ちてしまうことが回避できると言うわけです。
さすが国の大動脈となるJR。ライフラインを担う企業としての責任としての改善に対して素直に感心いたしました。
