「自作パソコン」ってご存知ですか?
実は、パソコンってプラモデルのように自分で「組み立て」が可能なんです。
さて、なぜこのような話題を投稿したのか・・・
三島コーポレーション社内で利用する、様々な情報を共有するための大型パソコンである「サーバ」が新しく必要になり、情報企画部メンバーの中で「メーカー or 自作」のどちらが良いのかという話になりました。
色々考慮した結果、今回「自作しよう!」と決定しました。
私は趣味で過去数回、パソコンを「自作」したことがありますが、10年以上ぶりです。
自作パソコンの世界はどういうふうに時代変化しているのか
とても楽しみです。そして腕がなります (笑)
まずは、パソコン本体に求める性能を決定し、インターネットショッピングサイトでパーツ(=部品)情報を探し回って注文しました。
ネットショッピングってこんな時便利ですよね。
そして、下記のように到着したパーツが集合!圧巻です!!↓
常に感じることですが、パソコンの世界は、自分自身が得た知識が1年ちょっとで机がひっくり返るくらい変わっていることが多いです。
今回の自作パソコンでパーツ選びをしている最中でも「何だこれ?」っていう知らないパーツがゴロゴロ転がっていました。
まぁ、勉強不足ともいえます(><)。
いよいよ組立作業・・・↓
そして完成!!↓
熱対策のために、わざと空間を設けています。これができるのも「自作」だからこそです。
組み上がって、設定が終わり、電源ON・・・・動いた!
「自作」と言うのはパーツの相性などが原因でトラブルが起きやすいので、上手く動くかなぁ・・・って心配していました。
トラブル無く動いてホッと一安心です。
さてココまで組み立ての模様を書きましたが、そもそも「自作パソコン」のメリット・デメリットって何でしょうか。
●メリット
- パーツ・OS・アプリケーションを自由に選択可能→自分好みのパソコン性能・アプリケーションがチョイス可能。
- 故障時にパーツ単位で交換・修理可能→パソコンが使用できない期間の短縮・修理費用を安価にすることが可能。
- パソコンのケース (パーツを組み込む箱)が選択可能→スタイリッシュ・シンプル・かわいい etc...などの自分好みのビジュアルを作れる。
- 自作を行っていくとパソコンのパーツの知識が増える。
●デメリット
- 組立時・OS・設定などに多少の知識が必要となる。
- 動作保証がないので、各種パーツの相性によっては起動不良・動作不良が発生する。
- サポートが無いので、トラブル・故障時には自力で対応しないといけない。
- パーツの組み合わせによってはメーカーパソコンより割高になる場合がある。
数年前まではパーツの組み合わせでメーカーパソコンより割安に組み立てることが可能でした。
現状はBTOという方法が主流になり、メーカーパソコンでも注文時にパーツ選びが可能となり、最近ではこちらのほうが割安になることが多いです。
では、デメリットが多いのに、なぜ自作を行う方がいらっしゃるのでしょうか?
答えは「パーツ選び・組み立て作業」が楽しいから・・・これに尽きると思います。
自作する方が求める使用目的に最適となるようにパーツを良く考察し選びます。
そして慎重に組み立てるのです。高いパーツは壊したくないからですね。
組み上がった自作パソコンに電源を入れてうまく立ち上がった時の感動といったらそれはそれは嬉しいものです。
また、自作を行っていくとパソコンのパーツの知識が増えていきます。
最初はわからないことだらけでも、インターネットで調べれば「自作」に必要な情報はたくさん転がっています。
興味とやる気さえあればそう難しくはないです。工作が好きな方は「自作」にハマると思います。
久々に自作してみて面白かったです。みなさんも一度パソコンを「自作」してみるというのはどうでしょうか?
(三島コーポレーション 情報企画部 加藤)