第1回 情報セキュリティマネジメント試験(国家試験) の合格発表がありました

試験は4月17日(日)に実施され、その様子は 第1回 情報セキュリティマネジメント試験(国家試験) 行ってきました でお伝えさせていただきました。

好感触を得たとはいえ、結果がわからない間は不安を感じます。

本日5/16(月) 12:00に 独立行政法人 情報処理推進機構 の 平成28年度 春期 合格者受験番号一覧 のページが公開されました。

アクセスが集中したためか、サイトの反応が著しく遅いものとなりました。

これこそサイバー攻撃じゃないか?なんて思いながら、しばらくしてアクセスすることにしました。

30分後に再度サイトに訪れて合格番号のチェックです。 

SG604-0*** は… ドキドキドキ…

ありました！合格です！！

同時に受験した２名も無事合格しました。

今日は気持ちよく寝ることができそうです♪

さて、今後の受験を考えておられる方もいらっしゃるでしょうから、もう少し詳しく書かせていただきたいと思います。

受験したそのほとんどの方が合格されていたわけです。
※ありがたみはホント薄くなってしまいました…

とは言え、決して勉強をせずとも合格できるというものではありません。

午後の問題では長文の読解力と問題の抽出力などがしっかり試されます。

情報セキュリティマネジメント試験 のようなIT系の資格試験では、すでに上位資格を取得済みの技術者が新参の資格試験に対して 興味本位 / 趣味やコレクションとして / 腕(頭)が錆びていないかの確認として / 話のネタとして などの理由で受験する傾向があることから合格率が高くなる要因となっているようです。

また、第1回ということで合格者への間口を大きめに取ったこともあるのではないかと推察します。

初回であることから過去問題もないため、問題の難度も若干低く設定されたこともあるのではないでしょうか。

ふるいに掛けるための資格ではないことからも当然ありうることだと思います。

私たちの合格の内訳は以下の通りでしたので、実感としてそう感じた次第です。

※なかなか優秀ですよね？人に言ってもらえなさそうなので自分たちで言ってしまいます(笑)

• Aさん…午前94点+午後95点
• Bさん…午前92点+午後70点
• Cさん…午前88点+午後100点

では、次回 平成28年10月16日（日）に実施される第2回の試験はどうなるのか？

やはり80%以上の合格者を出すのか？

多すぎた合格者を反省して難度化して合格者を絞るのか？

想像でしかありませんが、合格率は65～70%程度になるのではないかと思います。

主な理由は、今回の88%合格率によって、上位資格保持者が興味をなくして受けようとしなくなるのではないかと思うからです。

試験問題も第1回よりは難度が上がると思いますが、あからさまなものではないと思います。
第1回を受験しようとするような意欲的な方は第1回で片付いているため、2回目以降は通常の受験理由で臨まれる方がほとんどとなるのでしょう。

第5回が実施される頃には合格率が50～55%程度に調整されるのではないでしょうか。

今後は 『 合格率88%なら私も取得しておこう 』 と単純に行くものではないと思います。
※いや、そう思いたい…

IT関係に触れる毎日で、会社の基幹業務に携わる方であれば高得点を狙うことは容易だと思います。

しかし、それ以外の業種の方や学生さんなどはしっかりテキストを読み込んで、略号や専門用語の暗記だけではなく、するべき事や行ってはいけない事などの概念やイメージをしっかり自分のものにして挑んでいただきたいと思います。

三島コーポレーションの中で後に続くスタッフの出現に期待をしつつ、今後の動向に注視して行きたいと思います。

(松浦)