マイナンバー対策で思ったこと

投稿日:2015年10月13日 火曜日

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10月に入り、マイナンバー通知が送られてきた方も既にいらっしゃるでしょうか。
昔で言う『国民総背番号制』が本当に開始されたことに時代を感じます。
先進国では後発の我が日本ですが、昔と比較して個人に紐付く所得情報や年金情報などが増大しているので、システム的にも本当に大変なものだと思います。
当社でもセキュリティを担保するために社内基幹ネットワークをNTT閉域網というインターネットと隔離したものに移行しました。インターネット殿接続は防火壁(ファイアーウォール)サーバーを新設し、お客様との相互情報交換をより安全なものにいたしました。
それでも新しい物やサービスには常にある種の不安がつきまといます。
我々の周囲は確実性のある機器やサービスを基礎に成り立っているため、新しいものはトラブル要素として不安視されがちだからと思います。
これら"確実性のある機器やサービス"指して、俗に『枯れた技術』という表現を使うことがあります。例を挙げれば、電話機やファックス、自動車や電車などいくらでも出てきます。 
しかし、時は流れることで『枯れた技術』自体が風に散り、後に生まれた技術が熟成を迎え枯れるまで利用されるのです。 
電話機も、30年前は当社内でも社員が回線を手動で繋いでいました。
今では当たり前ですが自動回線接続です。
このアナログ電話回線交換設備も生産廃止のため、2025年には電話回線維持ができなくなると発表しています。
銅線から光回線へ完全に技術が入れ替わるのです。 
同様にファックスもメールに大部分がその役割を引き継いでいます。
それどころか、海外の大手企業ではメールを廃止してSNSへ移行する企業すら出てきている有様です。
内燃機関のエンジンも、EVカーにより家電扱いされようとしています。
高速鉄道は動輪による推進からリニアが主軸になってきました。
世界は変わります。
世界の一部である我々の置かれる環境も変化します。 
変わる世界の先端を追いかける必要はありません。
しかし、周回遅れでは周囲のお客様や取引先にも迷惑かけることや、低い評価を頂くなどの不名誉なことが充分起こりえるのです。
当社としては世間の動向を注視し、求められる手段に自然体で追従できるようにこれからも努めたいと思います。
【松浦】

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